2013年5月20日月曜日

MBP-9 第17回赤穂ウルトラマラソン大会

久々の更新になってしまいました。

今回のご主人さまは愛知県の方。100kmは今回が初のようです。

赤穂海浜公園の周回コースで制限時間は日没までということでしたが、
私の帰りの終電である14時間が制限時間の目安でした。

周回コースのウルトラであれば、私としては一番楽な伴走の条件でしたし、
マラソン(42.195km)は何度も完走されていると聞いておりましたので、
よほどの天候不良や怪我が無い限りは大丈夫だろうと思ってました。

そう簡単に行かないのが、この競技の面白いところかも知れませんね。

スタートは5月19日(日)の5:00。天気予報では午後から雨の予報でしたが
初夏の陽気には良いシャワーになるだろうと2人で話してました。

1周5kmの周回コースでしたので、5km毎のラップでペース配分が分かります。
13時間が今回の目標と聞いておりましたので、私の経験上、最初の50kmで6時間、
後半の50kmで7時間でいければ問題ないと考えておりました。

ご本人は初のウルトラでしたのでペース配分がつかみにくいとおっしゃって
おりましたので、私個人での経験やウルトラの伴走の経験等を話しながらの
周回になりました。多分、参考にならなかったかと思いますが(^_^;

最初の5周(25km)で3時間あたり。ここまでは良いペースだったと思います。

7周目(35km手前)あたりからペースが落ち始め、天気予報より早い時間で雨が降り始めました。
話を聞けば大会前の練習でヒザの調子を悪くされたそうです。

8周目(40km)あたりから歩きだし、雨風が強いためトイレで休憩をとったりしてました。
レースの半分(50km)で6時間20分程度でしたが、ペースが完全に落ちてましたので
14時間も難しいと考えてました。

低体温症でリタイヤされたかたもいたほどの悪天候でしたので、
本人も11周目(55km)でリタイヤすると、一度は口に出しました。

過去にも途中で調子を崩されたかたの伴走を経験してましたが、
後から振り返ると、その時と同じこと(内緒です♪)をしていました。

ってことでヒザが痛いながらも再び走り始め、周回を重ねて行きました。
雨と強風は相変わらずでしたが、ペースは1周40分から50分近くまで落ちて
行きましたが、本人の気力は完全に戻ってました。

この状況の中、残り20kmを2時間半で走らねばならなくなったところでリタイヤ。
手元の時計では16周(80km)終了時で11時間28分でした。

よほどの天候不良や怪我が起こってしまった訳です。。。

今回は右伴走で徐々に左に寄ってしまうことがありましたが、
大きな問題はなかったと思ってます。

本人の体調や走り方を見極めながらゴールまで安全に楽しく走ってもらう。
これまで9回伴走させてもらいましたが、結局のところこの一文に尽きる思います。

私個人での100kmの記録は4年前にさかのぼってしまいます。

そろそろ自分の力も試してみたいところです。