2011年9月13日火曜日

第28回鶴岡100kmマラソン大会(黄金街道100kmマラソン)

「MBP(み◯い 伴走 プロジェクト)-03」です。

今回の話は震災前に共通の知人で私が尊敬する北海道のランナーさん
から話があり、私自身は即決(断る理由なんてないです)でしたが
相方も了承してもらったので着々と準備してました。

道マラに行けなかったのも、実は旅費の問題でこっちを優先させたからなんですよ。

前置きはさておき、今回のご主人様は日本中のウルトラ(100km)マラソンを
完走したいという方で、鶴岡100kmは制限時間が11時間と日本で一番厳しい
条件と聞いており、歳をとらないうちに挑戦したいということでした。

ちなみに私は100kmを11時間以内に走った経験がない
(100kmになると四万十の2回だけなんですよね)ので絶対無理
だと思ってましたが、1周10kmのフラットなコースで四万十の
私のタイムなら大丈夫と言われたのを真に受けてました(笑)

チームの練習にも顔を出さず、ウルトラの練習を重ね、
自前の伴走ビブスと道マラSPで結構本気モードでした。


東北のゼッケンは選手本人が準備してきた物です。

当日は8月を思い出させる暑さで、私自身は暑さには慣れてますが
エイドで会った皆さんは口々に暑さでペースが上がらないので
完走は厳しいと言ってました。

手元の温度計では34℃に達していたとか・・・

最初の2周(20km)でかなり遅れ気味だったのと、本人の足取りは
それほど重そうではなかったので、次の10kmをキロ5分半、その次も
キロ6分程度にペースを上げたのが私のガイドのミスだったと振り返ってます。

50km地点。イーブンペースなら5時間半で通過しなければ
ならなかったのが30分以上、その次の10kmはもっと遅れてしまい
足取りも遅く転倒するアクシデントもあり、選手本人の呼吸も
ウルトラにしてはちょっと荒いかと思いました。

それでも、ウルトラにかける情熱は素晴らしいもので
制限時間内の完走は無理とわかっていながらも、立派に
走り続けられておりました。

結局70km通過時で、残り時間であと1周は無理と判断され終了。

奥様や関係者も見守ってくださったので、ご主人様を失った私は
お礼行脚にもう1周走って終了。

閉会式では何故か私にも認定証を作ってくださいました。
しかも一人で走った周回も含め、80km(10時間53分53秒)と
当の本人と違う記録になっちゃいました♪

おまけに参加Tシャツまで頂きました(^o^)
なかなか良いカラー&デザインかと思います。


来年も伴走なら行ってみたいです(笑)
Aさん、リベンジO.K.ですよ。

四万十の伴走の夢は抽選で砕け散ったので、今年のウルトラはこれにて終了。
昨日、今日と休んで明日からは回復を待ってスピード練習も再開させます。

最後に全国のブラインドランナーさんへ
気を使うのは分かりますが、お礼なんて要らないですよ。
私たち伴走者は見返りを求めているわけではないですからね。
ちなみに、四国の大会なら喜んでついて行きますので
その際はお声掛け下さいね。

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