ここ2年は落選し続けましたが、昨年の山形鶴岡で伴走させてもらった
方との約束で3年ぶりに四万十に戻ってきました。
ちなみに私も当選してたのですが、躊躇なく伴走の道を選びました。
コースはある程度わかっているので、前日までにご主人様には
情報を伝えたつもりでしたが・・・
さて、珍道中のスタートです。
序盤から中盤までいたって順調でした。
ご主人様は12時間台のゴールを予定してましたが、60km過ぎの
カヌー館までは特におかしな様子も無く走られてました。
ウルトラの伴走の場合、走るスピードが遅いのでフルやハーフに比べて
廻りの選手に注意を払う機会が少なかったのですが、ウルトラの場合は
狭い道(今回は山道ね)が多く、関係車両が通過する度にコース脇に止まってました。
ブラインドランナーさんは音でしか判断できませんので、健常者よりも車に
対する警戒心が強く、コース脇に固まってクルマの通過を待つ機会が多かったです。
ご主人様が事前に沈下橋のことを色々と吹きこまれていたらしく、
ものすごくビビっていたのが印象に残ってます。
4人ぐらい並列になって歩ける幅なんですけどね♪
私が伝えていた難所も既に2ヵ所通過していたので、もう大丈夫だろうと
思っていましたが、やはりウルトラはウルトラでした。
一気にペースダウンし、私が歩くペースと同じぐらいになってしまいました。
74kmぐらいに、4年前の四万十から親交のある良きライバルの方々(と勝手に思ってますが)
が私設エイドをやってまして、ご主人様は迷わずビールに手が伸びました♪
この20kmで一気にペースダウンしてラスト20km。
制限時間14時間まであと3時間になってました。
ペースは遅いけど走れているので、このまま止まらずに走れれば大丈夫と
声をかけながらラスト10km。ちなみに85kmぐらいの私設エイドでも
勢い良くビールに手が行ってました(笑)
あとから振り返ればラスト20kmぐらいから私の声に気づかないことが多くなり、
ロープを引張ったりして気づかせるシーンが多くなりました。
ビールは一口程度なので、酒の影響でないのは間違い無いと思います。
自分が過去に出た時に経験してなかったのが日没。
90km過ぎのエイドでペンライトを渡されて、片手にロープ
もう片手にライトと両手がふさがってしまいました(;´д`)
ご主人様は最後まで諦めること無く、制限時間まであと9分と
ホントにギリギリのタイミングでゴール!!
そのまま倒れこんで救護室に運ばれました。
この時の大会スタッフの対応が素晴らしく、倒れこんだのを見つけた段階で
すぐに担架を持ってきてくれました。
手元の時計ではゴール地点で13時間51分45秒でした。
今回も学ぶことが多い伴走となりました。まだまだ勉強することが多いですね。
その後体調が回復されましたが、送迎バスの時間が終わってましたので
タクシーで宿に戻られました。
私?
20時30分頃にやっと四万十市を出発して家に戻ったのが1時。
当日起床たのが2時45分で、眠りについたが2時半。
次の日、眠いに決まってますよ(=_=)
足のダメージは殆どありませんが、今日は走らずにさっさと寝ますZzz