2014年5月5日月曜日

MBP-13 第26回山口100萩往還ウルトラマラニック大会

お話を頂いたのは去年の夏ごろだったと思います。
今回は70kmのコースの伴走をさせてもらいました。

個人では走った事なないですが、何のしがらみもなければ
Aゼッケン(250km)で走ってみたいマラニックです。

今回のご主人様も萩は初めてと言うことで、前日の夜に
コイツを飲みながら展開を考えてました。

やっぱり普通のポンジュースにしておけば良かったです(^_^;

当日の朝。
今まで伴走させて頂いた方とは違って随分とのんびり構えてる
印象を受けましたが、悪い予感は的中しました。

ブログであれこれ書くべきでは無いと思いますので、ひと言だけ。
「マラニックの主旨を理解頂きたかったです」

往還道がコースになっており、ブラインドランナーさんには起伏の
多さだけではなく、砂利道・石畳・歩数があわせにくい丸太の階段・
段差が異なる階段など、ハンデが大きいコースだったと思います。
正直、歩くだけでも大変だったのではないかと思いました。

伴走する側にとっても同様で、色々な状況が詰まっておりますので、
伴走者の試験があれば、絶好のコースだったと思います。

70kmのコースに関しては私に取っては想定内でしたので、
悪路では無理せずに走りやすい所で時間を稼ぐように
ガイドするように気をつけてました。

大会では伴走者がおりますが、都市部で近くの練習会に行けない
ブラインドランナーにとっての普段の練習の苦労話は色々と聞いており、
今回のご主人様も普段の練習には苦労されていたようです。

普段の練習話を伺う限り、目の見える方に取っては大した事のない路面
でも慣れていないのでペースが上がらないどころか、負担になっていた
のではないかと思いました。

それでも、折り返し前後のアスファルトの路面のところでは良いペース
で走られてましたので、折り返し地点に5時間半で到着。
制限時間は12時間ですので出来れば5時間で到着したかったのですが、
序盤の状況から相当追い上げての折り返しでした。

後半もこのペースで行ければちょうど制限時間で完踏出来そうでしたが、
このコースへの対応で精神的な疲労の方が先に来ていたようです。
折り返し後の明木エイド(44.7km)からは完全に足が止まってしまい、
殆ど気力だけで次の佐々並エイド(54.6km)まで関門時間の30分前に
何とか到着されしたが、ここでギブアップです。

あとひと山を越える事が出来れば完踏でしたので、どのように
ガイドすれば良かったのかと反省しきりです。
ウルトラの伴走では完走率が良くないので、課題満載です(>_<)

ちなみに、個人の大会等でリタイヤした事がなかったので
人生初の収容バスでした(笑)














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